自分でも簡単にできる自転車のメンテナンス方法
よく利用する自転車は、いつまでも安全・快適に乗り続けたいもの。メンテナンスを怠っていると少しずつ不具合が出てきて、状態が悪くなるのが早くなってしまいます。
そこでこの記事では、自分でも日々簡単にできる自転車のメンテナンス・お手入れの方法をご紹介します。
<目次>
自転車のメンテナンス・お手入れ方法
車は洗車をするのに、自転車を洗車する人って実はあまりいない!?街中の自転車を見ていると、自転車に手をかけている人が少なく感じることがあります。
自転車もワックスをかけると汚れがつきにくくなり、定期的に綺麗に拭いてあげることで1年後の状態がかなり変わってきます。
毎日乗っていることでどうしてもパーツの老朽化などは出てきますが、日々のメンテナンスで良い状態に。
いざ自転車のメンテナンスをしようと思っても「何をすればいいか分からない」という人のために、初心者でも自宅で簡単にできるメンテナンス方法を解説します。
もちろんお店でのメンテナンスも可能ですが、長く安全・快適に乗るためにも、ぜひセルフメンテナンスを行ってみましょう。
フレーム表面の汚れ落とし
よく見ると日頃の汚れが溜まっているフレームの表面部分。濡れ雑巾などで拭いて汚れを落としていきましょう。ひどい汚れは自転車用のお掃除用品やクリーナーなどが自転車屋さんで販売しているのでそれを使うのもいいでしょう。
サビ防止
メッキ処理された部分は特にサビやすいため、サビ防止のためにも車のワックスなどをかけておくことをおすすめします。
このメンテナンスをすることで、日々の自転車の汚れやサビの進行度がまったく変わってきます。
リム表面のサビ・汚れ落とし
リム表面の汚れやさびを落とすには、市販のさび落とし剤を使います。その際、気を付けて欲しいのがのってはいけない箇所があること。特にブレーキのリムサイド部分には油脂分やワックスなどがつかないよう注意して下さい。
また、注油などは絶対に厳禁です。ブレーキが利かなくなるおそれがあり、大変危険です。
サドル表面の汚れ落とし
サドル表面の汚れやグリップの手垢などは、家庭用中性洗剤などを利用しましょう。
自転車のお手入れでは、全般的に使える家庭用の中性洗剤は便利です。
汚れきってしまう前に手入れしていけば、自転車も長期使用できます。
毎日の自転車メンテナンス
自転車は通勤や通学で毎日利用することが多い乗り物です。いつどこで衝撃が加わり、自転車が破損したり乗れなくなったりするか分かりません。
「早期発見、早期治療」が、一番長く自転車を長く乗れる秘訣です。毎日少し気にかけてあげることで、普段とのちょっとした違いにも気づきやすくなるので自転車の故障や事故を防ぐことにもつながります。
以下のチェック項目をぜひ気にかけてみてください。
- ●タイヤの空気チェック
- ●ベルはちゃんと鳴るか?
- ●ハンドルをきった時のブレーキ線のひっかかり
- ●ブレーキがきちんと動くか?
- ●乗り出した時のペダルの音と振動
毎日乗る前は、必ずタイヤの空気圧チェックをしましょう。
少ない空気圧で走るとチューブの磨り減りによるパンク、段差や凸凹でのリム打ちによる「スネークバイト」と呼ばれる2穴パンクは、タイヤの異常磨耗を引き起こします。ひどい時には修理不可能の場合があります。
次にベルがちゃんと鳴るかチェックしましょう。
また道路に出る前に、ハンドルをきった時、ブレーキ線のひっかかりがないか、ブレーキが動いているかのチェックも重要です。
いざ乗り出したら、次はペダルまわりの音と振動をチェックしましょう。カラカラ音など、 チェーンの伸びや緩みは必ず音に出ます。
いつもと音が違うと思ったらメンテの時期です!
定期的な自転車メンテナンス
毎日の自転車メンテナンスに加えて、定期的にチェックしてほしい箇所があります。
車の車検と同様、自転車の点検をしてあげてください。毎月1回程度が理想です。
タイヤ表面
よく観察して、以前との違いを見抜ぬくのが重要です。こちらも日頃からチェックしていると違いが分かりやすくなります。
まず見てほしいのは、タイヤ表面の亀裂やヒビなどがないかです。接地面の溝が磨り減ってなくなっていたり、中の糸が見えていたりするような場合は交換が必要です。
またパンクはしていないけれど、すぐに空気が減るようなら虫ゴムが原因の場合があります。バルブのねじをはずして空気が漏れていないか、調べてみてください。
ゴム・車軸・ネジ
タイヤのゴムが裂けている、ヒビが入っているという場合は空気が抜けていってしまいます。この場合は、早急にタイヤの交換が必要です。
また車輪を回転させ、縦横に振れていないか、車軸にブレがないかチェックしましょう。衝突などの大きな衝撃を与えたことにより、振れがひどい、破損している場合はリムの交換が必要になります。
各部ネジ類の緩みもチェックしてみてください。またペダルを回転させて、チェーンがフレームやチェーンケースに当たって音がしないか調べます。異音がする場合、チェーンが伸びてたるんでいる可能性があり、その場合には調整が必要となります。
チェーン
定期的なメンテナンスとして、チェーンには定期的な注油が必要です。自転車用のチェーンオイルなどで などで注油してください。その際、ブレーキ部分に付着しないよう十分気を付けてください。
チェーンが見えないタイプの自転車は、ケースの後ろ部分にある小さなネジを外してふたをあけて注油することになります。わからない場合は、ショップへ相談し、対応してもらうほうがよいでしょう。
スタンド・サドル
スタンドにガタがないか、チェックしましょう。スタンドの動きがスムーズでない場合は稼働部分に注油をおこないます。
またサドルを持って前後左右、上下に力を入れて、動かないかをチェックしましょう。サドル上面は地面と水平が基本です。前後に傾いていると、走行中にお尻がずれたり、痛くなったりする原因のもとに。座り心地をチェックしながら、調整しましょう。
ハンドル
ハンドル部分のチェックでは、まずはブレーキワイヤーが錆びてきていないか、表面がパリパリとひび割れが出てきていないかチェックしましょう。
ワイヤーは細い鉄線を編みこんだ物です。使い込んだワイヤーは金属疲労を起こして少しずつ切れていきます。
全てが切れる時は一気に『バチン』と切れて、事故につながるような怖い思いをしてしまいます。
次に、前ブレーキのゴムが極端に減っていないかチェックしましょう。
レバーを握って、遊びが大きくないかチェックしてください。ブレーキは非常に重要な箇所です。
異常があればへたに自分で触って調整するのではなく、なるべくショップで調整してもらってください。
乗車した状態で、ハンドルを持ち上下左右に力を入れて動かないかチェックしてみてください。
ハンドル取付に緩みがあるとブレーキ時に動き、大怪我をする恐れがあります。
事故やトラブルが起こる前に、入念にチェックしておきましょう。
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