意外と知らない消耗パーツ-ワイヤー編-
皆さんこんにちは。
年も明けて約一か月、まだまだ寒い日が続いていますね。
こうも寒いと、中々自転車に乗る頻度も少ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし!久しぶりに乗れる自転車には意外な危険が隠れているかも!
ブレーキが利かないワイヤーが千切れたなんてことになる前に
今回は自転車になくてはならないパーツの一つであるワイヤーについて取り上げてみます。
皆さんも乗る前にチェックしてみよう!
<目次>
ブレーキワイヤーのチェック
こんなことになっていませんか?
ブレーキワイヤーのインナーもネジ周りも茶錆びと劣化でボロボロです。
取り外してみました。
新品と色が全然違うことが分かりますね。
CASE 1
自転車で坂道を下り中にブレーキ
⇒「ブチン!」という鈍い音とともに、急にゆるゆる・スカスカになって利かなくなるブレーキレバー⇒止めることも出来ず、どんどん加速して大事故に
変速(シフト)ワイヤーのチェック
こちらはケーブルの外側が劣化でボロボロとめくれています。
内側のワイヤーも解れていました
ワイヤーの先端部分がほつれてボサボサになっています。
ブレーキ・変速機のワイヤー周りは長期間何も交換もせずそのままの状態ですと、紫外線の影響や風雨を受けてこのように外側のブレーキアウターがボロボロになりサビだらけで、インナーワイヤーはいつ切れてもおかしくない状態でとても危険です!
CASE2
走行中、いきなりシフトワイヤーが切れる
⇒一番重いギアに強制的にシフトチェンジする(そこから軽くならない)
⇒もしくは、急な変速動作によりチェーンが外れてしまうことも・・・何度もギアチェンジを繰り返すところです。
ワイヤーを張ったり、ゆるめたりを繰り返すことでレバー内部での負担は大きくワイヤーが根元で切れてしまう原因に。
ワイヤーの交換タイミングはいつ?
ブレーキワイヤー・シフトワイヤーともに、使用頻度によりますが
・ぱっと見て問題が無くても約1年~2年のスパンで交換がおすすめ。特に毎日使う人には1年ごとの交換が望ましいです。
・ほつれが確認できる場合 ワイヤーは細い金属を束ねた部品です。ほつれていけば、それだけ残った部分に負荷がかかるので、切れやすくなります
「切れてからでいいか」では遅いのです
一緒に確認しよう!
ブレーキワイヤー交換時には、ブレーキシューも減っていないかを確認しましょう!詳しい確認方法は「ブレーキシュー(ゴム)について」の記事をご参照ください
ワイヤー交換の場合のお値段の目安
ブレーキワイヤーの場合
パーツ代金+取り付け工賃
ブレーキワイヤー交換(前or後どちらか片側) | 約1500円程度 |
シフトワイヤーの場合
変速の種類(内装/外装)自転車のタイプに応じて変わります。
ママチャリタイプ(変速機付き)の場合 (内装3段変速など) | 約2,000円程度 |
スポーツ車の場合(外装6段変速など) | 約3,500円程度 |
※あくまで目安の価格です。実際の価格は車種や使用パーツ・状態により変わりますので詳しくはサイクルヒーロー各店スタッフまでご相談ください。
まとめ
如何だったでしょうか
普段中々気にしない箇所程、サビついていたり、ちぎれかけていたりすることがあります。
ブレーキワイヤーに関しては命に直結する大事な部分です。
普段よく乗る人も、久々に使う人も、乗る前にチェックしてみてください。
そうは言っても、「この状態は良いの?悪いの?」と、ぱっと見てもよく分からない場合は、是非お近くのサイクルヒーローにお持ち込み下さい。
久々に使う自転車の点検から、他店購入自転車でも加入可能なお得なメンテナンスパックもご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。
それでは、良い自転車ライフを。
※点検・メンテナンスパックについて、詳しくはこちらを参照ください。
各店舗によって、営業時間や対応内容などが異なります。詳細は店舗ページか、直接お電話にてお問合せください。
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