電動アシスト自転車の種類と選び方

電動アシスト自転車に乗りたいけど、どんなタイプにすればいいの?!初めて買うけど選び方が分からない!皆さんはこんなことを思った事はありませんか?
特に電動アシスト自転車は高額な買い物になります。性能や価格帯、見た目の色や形も購入を検討する上で重要な要素となります。今回は電動アシスト自転車選びのほか、バッテリー性能や主要メーカーの特徴など、製品を選ぶ際のポイントを紹介していきます。

生活シーンから選ぶなら

用途や目的に合わない車体を選んでしまうと、使いにくいものになってしまいます。ご自身の環境に合わせて目的に合ったものを選びましょう。
 今まで乗っていた自転車はどのように決めてきましたか?生活に必要な自転車は、乗り手がどのような使い方をするかによって大きく変わっていきます。まずは自分が「その自転車をどのように使いたいか」を思い浮かべてみて下さい。
ここでは生活環境からみる電動アシスト自転車のタイプをQ&Aで紹介します。

シティサイクル・軽快車モデル

ママチャリ電動とも呼ばれる、一般的なタイプ。主に通勤や通学、買い物など、日常生活での近距離移動に向いています。余裕ある大きなカゴに跨ぎやすいフレームが特徴。シティモデルは、大きなタイヤと安定感のある大きめサドルで、ゆったりとした姿勢で乗ることが出来、長距離の走行に適したタイプです。

通勤・通学・買い物と、幅広い用途に活用できる万能タイプ

CASE 1

Q.膝が良くないから、あまり足を上げないモデルがいい!

A.低床タイプがおすすめ!

跨ぐ部分が通常よりも地面に近いタイプ。

急な乗り降りの時も足を引っかけなくて済みますし、そもそもの乗り降りがしやすいですね!女性の場合は長めのスカートなんか履いていた場合…通常のフレームのものだとスカートがまくりあがってしまうなんてことも!? 低床フレームだとフレームに引っかかる心配も少なくなりますね!

子ども乗せタイプ

車体の前後どちらか、または両方に、子供を乗せるための「チャイルドシート」を備えているタイプ。小径タイヤで取り回しがしやすく、車体が長い為、低重心で安定感抜群。ママさんの強い味方です!安定感を求めるために、小さなタイヤで低重心な為ふらつき難いのも特徴。

チャイルドシート搭載、小さな子どもの送り迎えに適したタイプ

CASE 2

Q.毎日の送り迎え、足元が窮屈なのはイヤ!買い物は車だから送り迎えだけで使いたい

A.前子ども乗せタイプがおすすめ

前かごが取り付けられない代わりに足元に余裕が生まれ、足を開けず走行できます。
また子ども乗せを取り外せば、前にも後ろカゴサイズの大きなカゴを搭載可能。

小径コンパクトタイプ

タイヤの大きさが20インチ前後のものは小径車と呼ばれています。タイヤが小さくハンドル幅が少し狭めなので取り回し(操作)がしやすい。街中など近距離の移動に向くほか、車体を折りたたんで持ち運べるものもあります。ミニベロとも言われる20インチの小さなタイヤで取り回しのしやすさが特徴。狭い駐車スペースにもすっと収まるコンパクトさも魅力。

通勤通学でも使えて、おしゃれな見た目で選ぶならコレ!

CASE 3

Q.家の玄関に入れられるモデルがいい。出先で使いたいから持ち運びできないか。

A.折り畳めるタイプがおすすめ

折りたたみ自転車の最大の特徴は、収納場所に困らない点です。コンパクトに折りたたむことで、折りたたみ電動アシスト自転車は室内で保管ができます。ミニベロモデルに近いデザインの、折りたたみ式電動アシスト自転車です。街中のお出かけや、車に乗せての持ち運びに適しています。

スポーツタイプ

ロードバイクのように「長い距離を楽に走る」こともマウンテンバイクのように「険しい場所でもスイスイ走る」こともできるスポーツ電動アシスト自転車。最近では、専用アシストユニットを搭載したものが増えています。走行性能が高く、坂道でも軽快な走りを実現します。

普段使いだけでなく、自転車を趣味として使いたい!という方におススメ!

CASE 4

Q.日常遣いがメインになるが、カッコよくて、長距離でも乗り心地がいい自転車が欲しい!

A.サスペンション付きモデルがおすすめ

フロントフォークにサスペンションを搭載し、悪路のガタガタや段差での衝撃を吸収してくれるモデル。タイヤも太いものが多く、パンクなどのアクシデントリスクが少なくなるのが特徴。

主要メーカーとその特徴

昨今、電動アシスト自転車は様々な種類が販売されています。
また、メーカーによって乗り心地や機能面も違う為、購入する際のイメージもしやすくなります。ここでは電動アシスト自転車の主要メーカーとその特徴を見ていきましょう。

Panasonic(パナソニック)

・充実の補償内容
・電動アシストの電源と施錠・解錠機能が1つになったラクイック
・豊富なモデル数

主要メーカーで唯一の国内生産であり、割れにくい樹脂仕様のカゴや、ボタン一つで開錠できるシステム「ラクイック」電池残量・走行モードに応じた走行可能距離・時間を表示する手元スイッチなどを搭載。日常遣いを想定した利便性の高いモデルが多く、漕ぎだし一発目の加速力が高いのも特徴の一つ。

BRIDGSTONE(ブリヂストン)

・自動充電採用でバッテリーが長持ち
・長期使用でも安心の耐久パーツ
・両輪駆動で上りもスムーズ

独自技術「両輪駆動」を搭載したモデルが人気のメーカー。走り出しもスムーズで、坂道も楽に上ることができます。チェーンに代わり、カーボン製のベルトを装着したモデルもあり、注油の必要もなく静穏性も高い。乗りながらでも充電可能な回生充電タイプは走行シーンの至る所でこまめに充電されるため、バッテリーの持ちが非常に良い。価格は他メーカーより少し張るが、購入後の劣化による交換が少なくて済むでしょう。他社メーカーに比べて高機能な電動アシスト自転車です。

YAMAHA(ヤマハ)

・電動アシストのパワーモードを自動で調整するスマートパワーアシスト
・電動アシスト自転車のパイオニア
・おしゃれなデザインと乗りやすさにこだわったモデル

安心・便利な時計付き液晶5ファンクションメーターを装備したモデルは特に人気です。アシスト力を自動でコントロールしてくれるスマートアシスト機能を搭載。これにより、坂道も発進時もなめらかな走行が可能です。平坦な道では、アシスト力を自動で制御してくれるため、バッテリーの残量を節約することが出来ます。

その他

サイクルヒーローでは他と被らない、デザイン性・変わり種の海外メーカーもお取り扱いしております。

BENELII(ベネリ)

フレーム内臓バッテリーでスタイリッシュなルックスが魅力

DAHON(ダホン)

VOTANI(ヴォターニ)

他社に負けないパワフルなアシストとデザイン性が魅力

バッテリーの容量で選ぶ

アシストユニットを駆動するバッテリー容量は、走行距離を目安に選びましょう。
下記はバッテリーの満充電時の走行距離の目安になります。

バッテリー容量1回充電あたりの最大走行距離目安
8Ah約53km
12Ah約83km
16Ah約107km
こちらのデータはパナソニックのバッテリーを参考にしております。タイヤの大きさ・幅、車体重要、モーターユニットの味付けの違いによっても走行可能距離は変わります。

毎日は乗らない、たまに少し乗るくらいなら8Ah相当を。毎日は乗らないが、一度に乗る距離が長い、距離的には少ないが毎日の通勤通学など利用頻度が多いならバッテリーは大きい16Ah相当がおすすめです。

電動アシスト自転車はバッテリーが切れると重くなるため、走行距離を想定したバッテリー容量を確保することは大切です。バッテリー容量が多いほど金額は高くなりますが、実際の走行距離と照らし合わせて余裕のあるバッテリー容量を選択しましょう。

※バッテリーの充電回数はバッテリーの寿命に影響があるため、充電回数をできるだけ減らすために残量が少なくなってから充電するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
電動アシスト自転車は、人が漕ぐ力をサポートし軽快な走行を実現してくれる自転車です。各メーカーから工夫を凝らしたさまざまな製品が販売されており、通勤や通学から子どもの送り迎えまで、幅広い用途で活用することができます。電動アシスト自転車を選ぶ際は、上記のポイントや注意点を踏まえ、自分に合う製品を購入しましょう。

サイクルヒーローでは各メーカーの電動アシスト自転車を販売しております。お客様とのお話の中で、より生活スタイルに適した商品のご提案を致します。是非、お気軽にご相談下さい。

それでは、良いサイクルライフを!

岸和田店

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